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ブレーキフリュードの役割 | ||||||
ブレーキシステムを稼働させているオイルです。ブレーキペダルの踏力がマスターシリンダーからブレーキフリュードを押し出します。押し出されたブレーキフリュードはキャリパーの中のスライドピンを広げたり、縮めたりし、ディスクロータをブレーキパッドが挟み込んで制動力が得られる、という仕組みです。 |
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メンテナンスの基礎知識 | ||||||
フリュード不足や漏れ状態で走行するとブレーキ配管内に空気が混入しやすくなります。空気が混入すると必要な液圧が伝達されず制動力が低下するとともに水分も混入します。この状態でさらに使用を続けると水分混入による沸点降下によりフリュードが沸騰しやすくなり、最悪の場合、沸騰して配管内に気泡が生まれ液圧が伝わらずブレーキが効かなくなる「ベーパーロック現象」をひき起こす危険性があります。また長期間交換を行わなかった場合も水分混入により性能低下等により、ベーパーロックが発生しやすくなります。 |
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日常のメンテナンス | ||||||
日常点検としては、フリュード量が不足するとブレーキ警告灯(通常はサイドブレーキランプと併用しています)が点灯しますので、走行前に計器盤をチェックすることです。また時々はリザーバータンクのフリュード量も点検しましょう。タンクにはMAXとMIN(UPPERとLOWER)が表示されているのでこれを目安にします。 |
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一口メモ | ||||||
ブレーキを頻繁に使うと、摩擦によって過熱され、ブレーキフリュードが気化し、フリュード内に気泡ができてしまいます。この状態になると、いくらブレーキペダルを踏んでも気体が圧縮されるだけで、踏力がホイールシリンダーには伝わりません。これを「ベーパーロック現象」といいますが、この状態を回避するにはフルードそのものの沸点を高める必要があります。そのため、車両の使用方法に合わせて適切な沸点のフリュードを使用して下さい。また、異なったブレーキフルードを混ぜたりしますと、沸点が低下したり、化学変化して変質する可能性もありますのでご注意下さい。 |
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交換と使用規格の目安 | ||||||
通常使用 | 新車時3年、以降2年毎 | Dot 3又はDot 4 | ||||
スポーツ走行使用 | サーキット走行毎、1年毎 | Dot 4又はDot 5 |