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エンジンオイルの役割

 エンジン内部の摩擦部分にオイルの膜をはり、エンジンのピストンがなめらかに動くようにするオイルのことです。その他に、燃焼時にガス漏れを防ぐ密封作用、すすや、堆積物を運び去って潤滑部分をきれいにする清掃作用、燃焼により発生する水分などで錆びないようにする防錆作用があります。また、オイルの粘度(やわらかさ)は5W−30番のように表示し、数字の大きいものほど粘度が高く高温に適しています。

メンテナンスの基礎知識

 オイルは使用により徐々に減少します。減少が進みオイル量が少ない状態で走行すると、オイルストレーナーからエアを吸い込み、適正な油圧が得られず一時的に潤滑不良が発生し最悪焼き付きを起こすことがあります。また、劣化したオイルを使い続けるとスラッジが発生しエンジン各部の摩耗を促進させ、本来の性能を発揮できなくなるだけでなく、場合によっては潤滑経路が詰まり、潤滑不良を起こし焼き付くこともあります。

日常のメンテナンス
オイルの圧力が低下すると潤滑装置の異常を表す油圧警告灯が点灯しますが、これが潤滑装置の異常を表すものでオイルの量を示すものではありません(一部車種を除く)。量チェックはエンジン側面にあるレベルゲージを使用して点検します。
 なお、警告灯が点灯した場合は直ちにエンジンを停止し損傷の拡大を防止するとともに、整備工場等で適切な整備をお受け下さい。
 また、オイルには @粘度(やわらかさ)が適当 A温度によりあまり変化しないB金属との親密性が良い C酸化しにくいことの他にエンジンの種類に合わせて必要な条件が付加されているので、そのエンジンに最も適したオイルを使用する必要があります。ターボ車はタービンの軸受部で高温にさらされるため耐熱性に優れたもの、ディーゼル車には酸に対する高い中和能力とスラッジの発生を防止する清浄分散性に優れたものを選んで使用することが大切です。
一口メモ

 汚れたオイルやオイル量が少ない状態を続けますと、エンジンの性能を維持できないばかりでなく、燃費も悪くなります。いずれにしてもエンジントラブルにつながることもあり、危険ですし、修理代も高くつきますのでご注意下さい。
 エンジンオイル交換及び補充には、エンジンの性能、使用目的、使用地域などによって異なりますので、適したオイルで交換及び補充を行って下さい。
 エンジンオイル交換の2回に1回はオイルエレメントも交換してください。

交換の目安
ターボ車    3000km〜5000km 3ヶ月〜6ヶ月
NA車  5000km〜7000km 6ヶ月〜12ヶ月
オイルの種類によって変化します。サーキット走行などした場合はその都度の交換をお勧めします。














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