Kオフロード耐久シリーズ2003
(開催要項)
開催主旨
初めに、本大会はKオフロードクラブの会員及び軽自動車愛好家の技術並びに運転技法の向上に勤め、相互の情報交換並びに親睦を図ることを目的として開催する。
大会名称 Kオフロード耐久シリーズ2003年
組織運営 Kオフロードクラブ (主管)
大会委員 大会実行委員長 上村賢司 大会競技長 西浦 守
開催日 第1戦 3月23日 第2戦 5月04日 第3戦 7月13日
第4戦 9月14日 第5戦 11月16日
参加申込期間 各大会の20日前から8日前(締切日)までに
アンテナショップに申し込む事。
一般申込者は締切日までに大会事務局に直接申し込む事。
開催場所 京都府京北町コスモスパーク (ダートコース)
参加車両
1.本大会に参加できる車両は、国内で販売された軽車両に限る。
2.メーカー仕様書型式以外のエンジンの搭載は不可(エンジン載せ替え)
3.別紙Kオフロードクラブの車両規定参照の事。
参加資格
参加車両を運転することが出来る運転免許証を取得し6ヶ月以上満たしている者
開催内容
1.2時間耐久レース(参加台数及び天候により変更する場合がある)
2.参加台数(1チーム)につきドライバーは2〜4名迄参加できる。
3.最大参加受理台数は原則として60台とする。
競技内容
1.車両検査:正式に示されるタイムスケジュールに従って指示された区域内で行う。
2.参加ドライバーは参加車両とともに、指定された時間及び区域内において車両検査を受けなければならない。
3.車両検査につぎのものを携行もしくは着用して検査員の点検を受けなければなら ない。運転免許証、ヘルメット、グローブ、シューズ、長袖長ズボン(レーシングスーツが望ましい)
4.検査員は各アンテナショップの代表によって任命され、他のアンテナショップの車両(最大5台)を車両規定に従って検査する。
5.検査員は違反車両を発見した場合直ちに実行委員会に報告し協議する。
6.車両検査を受けない車両やドライバー及び検査の結果、参加が不適当と判断された車両やドライバーは出走出来ない。
7.予選:車両検査に合格した車両で指定された時間に予選を行う。
@ ドライバーは1チーム代表1名によりタイムトライアルを行う。
A 予選の出走順は各アンテナショップにより抽選する。
B 予選結果の順位は最速タイム順に決められる。
8.決勝:決勝ヒート出場は予選の成績順に上位最大30台までとする。
@ 参加台数が30台を超える場合、Aクラスレース及びBクラスレースの2レース行う。
A Aクラス、Bクラスの区分は予選タイムによって決められる。
B ドライバーは45分以上連続して運転してはならない。
※ 正式な進行手順、タイムスケジュールは参加者に別紙書面により案内いたします。
ドライバーズブリーフィング
1.参加者、ドライバー全員、ピット責任者はドライバーズブリーフィングに必ず出席しなければならない。
2.ドライバーズブリーフィングに参加しなければチームは出走出来ない。
賞典
賞典は、1位〜3位まで。(参加台数により賞典の制限をする場合がある)
参加料
アンテナショップ会員
2〜3名 ¥30.000円 1名追加 ¥5.000円 (ドライバーは弁当付き)
一般参加者
2名 ¥35.000円 1名追加 ¥5.000円 (ドライバーは弁当付き)
参加申込み
1.本大会所定の、参加申込み用紙の記載事項について漏れなく記入し参加申込み受付1次期間内に参加料を添えてアンテナショップに申し込むこと。
2.アンテナショップは参加申込み書に車両ゼッケン等の記載漏れの無いよう確認し事務局に参加料を添えて申し込むこと。(現金書留にて郵送)
3.参加申込み受付後の参加料は返却されない。
4.参加台数が60台を超えた場合、アンテナショップより先着順とする。
参加申込み場所及び問い合わせ先〒572-0805 寝屋川市小路 42−3 Garage UP 内
Kオフロードクラブ大会事務局
TEL 072-822-3344 FAX 072-822-3345
大会運営、進行並びに開催要項に対し意義が生じた場合は、その都度本大会実行委員会が審議し判断する。判定された事項について、参加者、ドライバー、ピット要員、サービス員は一切抗議はできない
Kオフロード耐久レース2003 実行委員会
Kオフロード耐久シリーズレース規定
1.レースの心得
1.本大会に参加する全てのものはスポーツマンシップにのっとり、故意による幅寄せ、ブロッキング、プッシング等を行わず、全員が安全で楽しく事故のないようにすること。
2.主催者の指示、フラッグ等を順守すること。(警告無視はペナルティー)
3.直接、間接を問わず、危険に繋がる行為をした個人、またはチームに対し、主催者の判断でペナルティー、失格、出場停止等の処分を行うことが出来る。
2.スターティンググリッド
タイムアタックは各チームの代表ドライバー1名のみによって行われ、1周の走行タイムを計測し、走行タイムの速い順にスターティンググリッドを決定する。
3.スタート方式
スタートは、スターティンググリッドからスタートとし、スタートフラッグ(日章旗)の合図によりスタートする。
4.レース中、やむを得ず赤旗で競技を中断する場合
その時の順位のままピットロードに整列し、再スタートはペースカーの先導によるローリングスタートで行われる。
5.レース中のピット作業
エンジンは必ず停止し、ドライバーは降車すること。(但し、エンジン部の点検作業の場合はこの限りではない)
6.ドライバー交代及び作業
必ず指定されたピットレーンで行い、再スタート時はピットアウトゲートでオフィシャルの指示に従うこと。
7.ピットレーン
ピットレーン出入り口は最徐行のこと。加速、追い抜き等危険行為を行ったチームはペナルティーを与える。また、2列駐車による走路妨害をしてはならない。
事故防止のためピットレーンを横断することも禁じる。
8.フラッグ
フラッグによる主催者からの指示を順守してレースに参加すること。
日章旗 :スタート(競技開始)合図
黄旗 :追い越し禁止
赤旗 :レース競技の中止
緑旗 :オールクリア
青旗 :他の競技車が接近し追い越しを行おうとしている
黒旗 :指示を受けたドライバーはピットイン
チェッカー旗:ゴール(競技終了)合図
※別紙にて指示方法(静止、振動)に対しての説明を記述
9.順位の認定
トップ車両がチェッカー旗を受けて、周回数の多いものから順位を決定する。同一周回数の場合は、チェッカー旗を受けた順。完走は優勝車両周回数の90%。なお、順位の設定をスムーズに行うため、チェッカー予定時刻5分前にピットロードは閉鎖される。
10.シリーズポイント
登録車両ゼッケンのドライバーに与えられ、ポイント数の多い順にシリーズランキングを決定する。
Aクラス
1位 10点 2位 8点 3位 6点 4位 4点 5位 3点
6位 2点 以下完走 1点
Bクラス
1位 2点 以下完走 1点
11.ゼッケン
1年間の登録ゼッケンナンバーとする。ゼッケン貼り付け位置は、ボンネット、左右リヤガラス、リヤハッチガラス、ルーフの5箇所
12.ペナルティ
イエロー無視、プッシング等によるペナルティは、2分間のピットストップまたは、2周減算のペナルティを競技長の判断で科す。特に無謀なプッシングに対しては走行を拒否する場合もあり得る。
13.通信機器の搭載
レース中車内にトランシーバー等の通信機器の搭載を認める。但し、走行中に脱落しないようにしっかり固定するように。
失格規定
プッシングで相手をコースアウト又は、転倒、リタイヤさせる等、重大な接触があった場合は、オフィシャルの判断により失格とする。この際、スポーツマンらしく暴言は慎むように。
(悪質なプッシング、走路妨害等のブロッキング、悪質なイエロー無視、自己中心的な運転等に関する失格の判定はオフィシャルの判断によって実行されます)
安全規定
スタートからゴールまでレスキュー及びコースポスト員の手を借りた場合でも、フロントガラス、運転席ガラスがヒビが入ったり割れていない限り再走は出来る。ドライバー側ガラスが割れている場合は、修復が出来れば再走出来る。この場合サイドセフティネットを使用してもよい。
危険防止のため運転席側ドアガラスは全閉とする。但しサイドセフティネット装着車両はガラスを開けて走行が出来る。
※ セーフティサイドネット寸法
@ 1画の升目8cm平方以内
A ネット素材は巾2cm、厚み1.5mm以上の強度のある素材
注意事項
ピットレーンは最徐行し出口では、一旦停止をしてオフィシャルの指示に従うこと。(レース規定12のペナルティ対象になる)
参加者服装
1.ヘルメット(フルフェイスもしくは、ジェットヘルメットを着用のこと。ミニバイク用の半キャップ、工事用ヘルメットは使用禁止)
2.グローブ(指先まで覆うもの)
3.長袖、長ズボン(レーシングスーツが望ましい)
4.シューズ(スニーカーもしくはレーシングシューズ)
車両規定
競技車両は、軽自動車で排気量660cc以下のキャブ車両、インジェクション車両とする。二輪駆動で、過給器付、ハコバン、キャブトラックは除く。カムシャフトは1本で、1気筒あたりのバルブは4本までとする。本規定によって許されていない全ての改造は、明確に禁止される。
1 ロールバー
*
ロールバーはメインフープが車室の中央にしっかりと固定されていること。
1−1 ロールバーの寸法
*
ロールバーの寸法は直径35mm以上、肉厚2.0mm、当板上下6cm X 10cm 、板圧 2mm以上。
*
肉厚確認用のホール(3mm)をメインフープ取付け近くにあけておく。その周囲を黄色にペイン
トすること。
1−2 ロールバーの取付け
*
当板ボルトは1ヶ所につき2本以上で太さ8mm以上のものを使用。
*
ルーフ及びサイドより、30mm以上離れてはいけない。
1−3 ロールバーの形式
* 少なくとも三点取付け以上の形式であること。
1−4 ロールバーの材質
*
鋼管、又はそれと同等以上の強度を有するもの。
2 安全ベルト
*
ワンタッチ式フルハーネスタイプとしてJIS規格の4点式以上でしっかりボディに取付けること
3 ブレーキ
*
ブレーキはノーマル。ただし、パット・シューの材質を変えてもよい。
4 燃料タンク
*
燃料タンクはノーマル。フューエルリッド(燃料注入口のふた)ならびにキーは取り外してはならない。
5 座席
*
後部の座席ならびに助手席は取外してもよい。
*
ドライバーズシートはポジション改善の為変更してもよい。但し、しっかり取付けること。
6 ライト
*
飛散防止をすること。(ビニールテープで*印以上)
7 フロアマット
*
フロアマットは取外すこと。
8 内張り
* フロント左右ドア内張り以外は取外してもよい。
9 タイヤ
*
一般ラジアルタイヤとする。Sタイヤ及びマッド&スノー・RALLYタイヤは使用してはならない。
10 ウィンドシールド
*
ウィンドシールドはフロントガラス以外はアクリルでも可。但し、変更する場合3mm以上の板を使用する。
11 排気管
*
排気管は96ホーン以内なら変更可。
12 車室
*
車室はエンジンルーム、ガソリンタンク、ギヤボックス、プロペラシャフト、バッテリーから安全に隔離されていなければならない。
13 スイッチ
*
イグニッションスイッチの位置が確認できるように黄色で明示すること。
14 消火装置
*
消火器は1.5kg以上で、ドライバーの手の届く所に取付ける。
*
消火器の取付けは金具を用いてボディーにしっかり取り付けること。ガムテープ、ゴム、針金などでの取付けは禁止。
15 駐車ブレーキ
*
駐車ブレーキ装置は左右同時に、かつ確実に作動すること。
16 配管及び配線
*
すべての配管・配線は、十分安全性を考えて取り付けること。
17 エンジン・ミッション
*
エンジン及び穂機は、次の各項を除き変更してはならない。
17−1 エンジン、ミッションの載せ換えは、あくまでも製造モデルと同一のものとし、それ以外は認められない。
17−2 エアークリーナーの変更は自由。
17−3 サーモスタット自由。
17−4 配管及び配線自由。
17−5 キャブレター(配管を含む)、インジェクター、エンジンコンピューターの改造及び変更をしてはならない。
17−6 点火系は自由
17−7 エンジン脱落防止の為にエンジンマウントの変更を認める。また、追加バーによるエンジン固定も認める。
18 シャーシー
*
シャーシーは次の各項を除き変更してはならない。
18−1 スプリング自由。但し、主要な形式は変更してはならない。
18−2 ショックアブソーバー自由。但し、数の変更をしてはならない。(車高調整可)
18−3 ステアリング自由。但し、十分強度のあるもの。
18−4 ホイール及びリムは同一型式内であれば自由。
18−5 ペダル類自由。但し、安全操縦性を十分考慮して変更すること.
19 車体
*
車体は次の項目を除き変更してはならない。
19−1 モール類自由。フロントグリルは外してはならない。
19−2 フェンダーミラー・ドアミラーを取外してはならない。
19−3 エアーインテークならびにエアーアウトレット
*
シルエットならびに強度を損なわない程度。
19−4 スポイラー
*
車体からあまりはみださないようにし、ボルトでしっかり止める事。
19−5 オーバーフェンダー禁止。
19−6 アンダーガード、室内照明、ラジオ、ヒーターは自由。
19−7 ダッシュボード(インストルメントパネル)は、取外してはならない。
19−8 バッテリー端子をテーピングすること.
19−9 ウォーターラジエターは自由。但し取付け位置の変更は認めない。
19−10 マッドガード(泥除け)は、4輪に取付けなければならない。巾20p以上で、地上より10p以上離れてはならない。
19−11 屋根の上に付ける赤色灯は禁止。
19−12 ボディー補強をする場合は溶接及び当て板ですること。
19−13 著しく破損のひどい車両は走行できない。
20 ゼッケン
*
左右フロントドア(又は、左右リヤクォーターガラス)及びボンネット、リヤゲート(又は、リヤガラス)、ルーフに指定のゼッケンを貼り付ける。
21 前項までに明示されていないことは、してはならない。
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